
年末が近づくと気になる「お歳暮」。
感謝の気持ちを形にして伝える日本の美しい習慣ですが、
贈る時期や相手、マナーには気をつけたいポイントがあります。
今回は、お歳暮の基本をわかりやすくまとめました。
お歳暮とは?
お歳暮とは、12月に1年間の感謝と「これからもよろしくお願いします」
という気持ちをこめてお世話になった方に贈り物をする日本の文化です。
お歳暮の由来についてはさまざまな説がありますが、
年の暮れにお世話になった人たちのもとを贈り物をもって訪問する、
「歳暮回り」と呼ばれる習慣が元となっているといわれています。
お歳暮の基本マナー|誰に・いつ・何を贈る?
年末が近づくと気になる「お歳暮」。
感謝の気持ちを形にして伝える日本の美しい習慣ですが、
贈る時期や相手、マナーには気をつけたいポイントがあります。
今回は、お歳暮の基本をわかりやすくまとめました。

1.お歳暮を贈る相手は?
昔は上司や取引先、義実家など目上の方が中心でしたが、
最近では友人や実家など気軽な相手にも贈るケースが増えています。
以下のような方が対象になります。
– 会社の上司・取引先
– 親戚・義両親
– 実家の両親
– 仲の良い友人
– 習い事の先生 など
最近は「カジュアルお歳暮」も人気です。気軽なギフトで感謝を伝えるスタイルも◎

2.お歳暮を贈るのはいつ?
「お歳暮を贈る時期」は原則として12月ですが、年々早まる傾向にあり、
最近は11月に贈ることも増えています。
一般的に、お歳暮を贈る時期は本来12月上旬~12月25日頃までとされていますが、
地方によってお歳暮を贈る時期は異なります。

11月下旬に贈るのも場合によっては「アリ」
相手が年末に帰省したり、海外旅行に行ったりする予定がある場合、
早めに贈っておく方が、かえって都合が良いこともあります。
逆に、時期を過ぎてしまった場合、松の内までは「お年賀」として、
松の内を過ぎた場合は「寒中見舞い」として
贈ってもOKです。
3.お歳暮の相場と品物の選び方
お歳暮の相場は3,000円~5,000円程度です。
金額の決め方に厳密な決まりはありませんが、お歳暮は、お中元よりも
2割程度高めのものを贈る傾向があります。
日頃の感謝の気持ちに加えて「来年もよろしくお願いします」
という意味合いが含まれているためです。

* 贈り先別のおすすめの品物 *
お歳暮の贈り物には、相手に喜んでもらえるものを送るとよいでしょう。
どのようなものが喜んでもらえるか紹介します。
◆ 家族構成を考慮した贈り物
子供や年配の方がいる家庭の場合には、子供やお年寄りでも
食べやすいものがよいでしょう。
大家族の場合には、みんなで分けられるようなものを選ぶと喜ばれるでしょう。
また、夫婦二人暮らしなど、食べる人が少ない家庭には、
賞味期限の長いものがよいでしょう。
◆ 好みを考慮した贈り物
お酒の好きな方がいる場合には、お酒の肴になるようなものを贈ったり、
お花の好きな方にはフラワーギフトなどが喜ばれるでしょう。
◆ ご当地ギフトなど
遠方に住んでいる方には、自分の住んでいる地域の
ご当地ギフトなどもよいでしょう。
また、季節に合わせた食べ物などをお歳暮として贈ることもあります。
お正月に家族で食べるようなものを贈るのも喜ばれるでしょう。
◆ 上記に当てはまらない場合には
比較的長持ちのする乾物や調味料などがよいでしょう。
◆ 迷ったら…
カタログギフトや、オンラインギフトで好きなものを選んでもらえる形も!

4.のしは水引を使う
お歳暮ののし紙は紅白蝶結びの水引をつかいます。
紅白蝶結びの水引の意味は次の通りです。

紅白:お祝いごと
蝶結び:何度でも結びなおせることから、繰り返してもお祝いできる慶事やお礼
のしにはそれぞれ意味があり、正しく使うのがマナーです。
同じ紅白でも「結び切り」は、病気の快気祝いなど、
1度切りであってほしい場合に使うので合わせて覚えておきましょう。
5.お返しは必要?
基本的にお歳暮にはお返し不要ですが、
感謝の気持ちを伝えるお礼状や電話は忘れずに。
目上の方からいただいた場合は、翌年のお中元やお歳暮で
お返しするのがスマートです。
まとめ
お歳暮のマナーは、どれも難しいものではありません。
贈る相手を気遣い、気持ちを伝えるために必要な配慮です。
お世話になった相手の喜ぶ顔や、贈り物を楽しんでいる姿を想像してください。
お歳暮選びの時間が相手を思う時間に変わり、楽しく選べるでしょう。
年末の慌ただしい時期に、あなたからのお歳暮で一息ついてもらえたら嬉しいですね。
お歳暮は、1年の感謝の気持ちを伝えられる行事です。
「来年もよろしくお願いします」の気持ちをこめて、
ステキなお歳暮を贈りましょう。